30年経ったから分かること。
今月、来月と学生時代の友人・恩師と会う機会が続きます。今月は高校の音楽部(=合唱部)のOG会総会・と歌う会(注:私は女子校出身です!)と高校のクラス会(2・3年持ち上がりでした)。来月は中学校の学年同窓会。
当然のことながら、全員同い年集団なので、「細かい文字が読みにくくなった」とか「ちょっとしたけがが治りにくくなった」「何気ない動きでうっかり肉離れになった」「子どもの受験が重なっていて大変」「実は病気で入院していて、今は元気になった」「親の介護のために仕事を変えた」など、50歳ならではの話題になる。そう言いつつも、身の回りの変化をユーモアたっぷりに笑い飛ばしたり、がんばっている友達を励ましたりしあえる。高校を卒業して30年以上経って、それぞれ違う生活を送ってきた今、改めて会って、安心して話ができる、お互いを受け止め会える、すてきな人たちに囲まれていたのだなあ、と実感。
音楽部のOG会のメインは、懐かしい恩師(音楽科の先生方)の指揮で、10曲以上を歌う後半の「歌う会」。上は80歳代からこの春高校を出たばかりの10代までがそろうOG会。自分にとって初見の曲あり、昔コンクールのために歌い込んだ曲あり、先輩方が大切に歌ってきた曲あり、代々歌い継がれている曲あり。誰かに聞いてもらうため、ではなく、ただひたすら自分が歌いたいから歌う、一緒に歌ってくれる仲間がいるから安心して歌える、贅沢な時間。アルトが柔らかく響きのある、しかも声量豊かに歌ってくれるので、深い響きに包み込まれる感覚。私は主にメゾソプラノパートで、ハーモニーのおもしろさを満喫しました。
クラス会は、80歳代の恩師のユーモアあふれるひょうひょうとした力の抜け方が大好きで、みんな恩師に会いたくて集まってきます。部活仲間ともまた違った個性あふれるすてきな友達ばかり。大学生の息子と二人でレディーガガのコンサートに行って来た人、フラワーアレンジメントを近くの幼稚園のバザーに出している人、今もバレーボールを続けている人、浦和レッズの試合に足繁く通っている人、合唱の演奏会に向けて合宿に行っている人などなど。会うたびに、新たな刺激を与えてくれる人ばかりです。
会えば「みんな、高校生の時と変わっていないね~!」と当人たちは思っています。アルバムを見ながら「きゃー、本当に変わっていないね~!」などど、言っています。よく考えてみると当然変わっているわけで、世間的にも十分おばさんなのですが。「変わっていない」といいながらも、それぞれが今の時代をしっかり歩いている。だから、みんな輝いている。また会いたいと思える。今だから、良い意味でお互いに肩の力が抜けて、お互いをそのまま受け止められる気持ちになっているような気がしています。
仕事仲間もすてきだけれど、学生時代の友達関係から、また新たな何かがはじまる。今だから分かる友達の大切さ。

